中国のロボットベンチャーUnitree Robotics(浙江省杭州、2016年設立)が、上海証券取引所STAR市場(科創板)へのIPO手続きを開始した。四足歩行ロボット「Go2」シリーズや人型ロボット「G1」などで知られる同社は、人型ロボット専業企業として中国本土市場に上場する初めての事例となる見通しで、株式が初めて公開市場で値付けされる。

ポイント

  • 公開価格の仮条件提示は8月5日、申込期間は8月10〜12日、上場は8月19日前後の見通し
  • 発行株式数は約4,045万株(拡大後発行済株式の約10%)、調達目標額は42.02億元(約6.2億ドル)
  • 調達目標額を達成した場合の想定時価総額は約420億元
  • 調達資金の85%を研究開発に充てる方針
  • 2025年通期の売上高は16.99億元、粗利率60.13%。人型ロボットは年間5,500台超、四足ロボットは累計3.3万台超を出荷

フィジカルAIへの意義

Unitreeは低価格帯の四足・人型ロボットを武器に世界のロボット学習コミュニティで広く使われている企業のひとつ。上場によって開発資金が拡大すれば、オープンな研究用ハードウェアの供給や価格競争がさらに進み、個人・研究機関がフィジカルAI実験に取り組みやすい環境が広がる可能性がある。

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