GMO AI&ロボティクス商事(GMO AIR)は、2026年8月22日から26日まで中国・北京で開催される「第2回世界人型ロボット運動会」に、ヒューマノイドロボットで出場すると発表した。同社は「GMOインターネットグループ陸上部 - GMOロボッツ」プロジェクトの一環として、駅伝日本一に輝いた実業団選手の走行フォームやペース配分のデータをロボットに学習させ、完全自律走行での世界一を目指す。

ポイント

  • 学習データは2026年のニューイヤー駅伝で記録更新した実業団チームの走りを採取したもの
  • 人間の関節角度・接地タイミングなどの動作データを模倣学習でヒューマノイドの制御方策に反映
  • 大会本番は人間の操縦なしの完全自律走行で実施される

フィジカルAIへの意義

トップアスリートの動作データを学習データとして使う今回の手法は、シミュレーション上で作った歩容を実機に転用するSim-to-Realとは逆に、実世界の人間の運動データを起点にロボットの制御方策を作るアプローチだ。人間の熟達した身体操作をロボットに移す「模倣学習」の一形態であり、今後は工場作業や介助動作など、より複雑な人間の動きをロボットに継承する研究の足がかりになりうる。

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